千里ニュータウン内、森の横に建てられた新しいマンションの住戸の一室を厨房としてリノベーションしました。
住まいの中に設けられるということから、厨房としての機能性だけではなく、生活の一部としての快適性と落ち着きのある空間性を求めました。
依頼主であるAtelier Cinq Sensはギルトフリーをテーマにした食品をつくっています。内装仕上げに国産の無垢の杉板を使用することは本物の材料にこだわるからです。飲食業と建築業と業種は違えど“まこと”を追求する理念は同じだと感じます。
小さい空間ですが、細やかな収納計画を造作キッチンで造りあげることで充実した厨房とすることができました。