大阪市の大宮の長屋の改修工事。 七軒長屋のうち二軒をフルリノベーションして、建物全体の耐震性を改善するプロジェクトです。 リノベーションする住まいは国産の無垢材を使うことで温もりのある空間を目指しました。 生活の品質を向上させ、住まい心地のいい住まいになったと思います。

外構工事も終了しましたので竣工写真を撮りました。カラッと晴れた良いお天気の中撮影が行われました。以前から竣工写真をお願いしているフォントの澤さんに今回もお願いして写真を撮っていただきました。

水回り工事と同時に壁面の塗装や備え付けの家具の取付工事が行われました。キッチンの取付も行われました。

工事が完了しました。写真は一階の様子です。屋根材はヨシベニアを使用しています。ヨシベニアは簾などで使われるヨシをベニア板に貼り付けて使用します。すっきりとした印象の部屋にアクセントとなりました。

本日は、フローリングの紹介をさせていただきます。フローリングに使用する木材はマツです。硬くて痛みにくい特徴の木材であるため家具なども置く床材として利用できます。

階段の完成までの様子を紹介します。２軒とも階段部分ができたことにより上りが楽になったことで工事をする上でも作業がより効率的に進むようになりました。

大工工事とともに電気配線や水回りの工事が行われました。写真は玄関先の屋根下地です。これは合板を曲げてアーチ状になるように加工しています。玄関から部屋に向かって高くなっていて部屋の奥行きが感じられます。とても綺麗なアーチ状の天井が玄関のアクセントとなっています。

今回もDIYについてご紹介します。こちらは２階のデッキの様子。大工技能学科の学生のお手伝いもあってあっという間に完成しました。 ２つのデッキでたくさんの使い方を楽しめます。

今回デッキに使用する木材は、奈良県の吉野のヒノキ材です。この大きな木材を奈良県から運んでもらいました。 まずは仕分けです。デッキに使用するため、人が触れる部分に大きな節があると危険です。 また、木の表と裏があり教えていただきながら仕分けを行いました。

前回に引き続き塗装について紹介させていただきます。外観もほとんど仕上がっています。給湯器や電気盤などは目隠しとして格子が取り付けられており、その部分にも塗装を行いました。