奈良県で改修中の住宅の床面をオスモ&エーデルのオスモカラーを使い塗装をしました。
オスモカラーはドイツで開発された植物油を主原料とした塗料で、シックハウス症候群の原因となる揮発性有機化合物を含まない為とても安全性が高くなっています。

塗装をはじめる前にワックスが塗られた床面を削りました。
ヤスリの60番で削りましたが、木目の部分と壁際は手でヤスリを持って削りました。
この作業をすることで木に塗料が馴染み、色乗りも良くなります。

床一面を削るとワックス特有の光沢がなくなりました。
壁を削ってしまわないようにマスキングテープを壁の淵に貼っています。

写真の上部分にオスモカラーのウォルナットが塗られていて、下部分が削る前のワックスが塗られた床面です。
塗装されたところを見ても自然な質感が表現されていて、違和感を感じさせません。

最初に塗り方の基本を教わった後は塗料が乾く前に素早く色むらが出ないように塗っていきます。
次の日に上からクリアを塗り、美しい仕上がりになりました。
実際に塗料を塗る時間よりも塗る為の準備の方が大変だったことに驚きました。
乾いた所から少しずつ色が変わっていくのは見ていて面白かったです。
インターンシップ M