小さな家庭菜園のあるいえ 床と天井が仕上がりました

吹田市で改修中の家庭菜園のあるいえ、ついに仕上材であるヨーロピアンアッシュの登場です。

 

前回は下地工事でしたので、今回は仕上工事の様子になります。

 

仕上工事の10日ほど前に、中田木材で在庫しているフローロング材を搬入してもらいました。

今回は、以前に購入していた乱尺のヨーロピアンアッシュ本実板を仕上材として使います。

幅114mmと130mmの2種類、合わせて大体60束あります。

3人で手分けして運び込みましたが、搬入数が多かったので、翌日は筋肉痛に悩まされました。

 

別日です。今度は搬入した材料を全て開封して仕分けました。

いざ開封してみると、幅114mmの本実板は300mm〜1,500mmまで、300mm毎の長さの板が梱包されていました。

つまり全部で5種類の長さの板が梱包されていました。

長さがまちまちですが、コストに比べて上等な木材が手に入ります。

 

具体的にはどの長さの板が何枚あるのか把握しつつ、材料を節ありと節なしに仕分けました。

仕分けた後は、継ぎ目が綺麗に通るように張り方を施工図として描き、大工さんに共有しました。

 

数日後、天井の電気配線が整理されました。

今回の改修では1階天井をやりかえるため、配線関係はほとんど天井裏で完結します。

配線は多いところで7本程度集まっていました。

配線自体は仕上げの裏に隠れて見えなくなりますが、とても丁寧に整理してくださっていました。

見ていてとても気持ちがいいです。

 

次に現場に伺った際には、床材が張られていました。

仕分けなどの準備をしっかり行った上に、大工さんも床材を張る前に仕分けてくださったので、仕上がりがとても綺麗です。

大工さんがこちらの意図を汲んでくださるので、非常にありがたいです。

 

床材がすごく硬いと大工さんがおっしゃっていました。釘を打った時の感覚が全く違うみたいです。

硬ければ傷がつきにくいので、床材にはもってこいの材料です。

 

数日後には天井も仕上がっていました。木板が一面に広がっている様はとても綺麗です。

これはりゃんこ張りで仕上げていただいています。一列ごとに繋ぎ目が通っており、リズム感が生まれています。

 

右の写真を見ると、天井に凹みがあります。

お施主さんがシーリングライトをご希望とのことでしたので設けました。

この凹みに照明が納まるので、天井からシーリングライトが突き出ず、天井のラインが一面揃います。

 

ガスコンロの内装制限を考慮し、台所の天井はクロスで仕上げるため少し様子が違います。

断熱材の上から防水シートが覆われています。

 

天井仕上げは前面見ることができましたが、床仕上は養生されていたので全貌を拝むことはできませんでした。

こちらは竣工時までお預けとなったので、非常に待ち遠しいです。

 

床仕上げを見るのを楽しみに、引き続き監理の方を進めていこうと思います。 

 

WASH建築設計室 スタッフ 長辻

 

 

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