大阪府吹田市で改修の計画を進めていた物件がついに着工します。
今回の改修物件は、1年以上前に耐震診断の調査をさせていただいた物件です。
調査結果を踏まえ、昨年の春ごろに耐震と温熱環境の向上、内装の更新に関するご依頼をいただきました。
それから打ち合わせを重ね、方針がまとまったので着工に向けて現場が動いています。
着工の数日前に、業者の方々が現場確認を行いました。
今回の改修工事はコアー建築工房にお願いしたため、コアー建築工房の現場監督さんなどと共に工事内容を共有しました。
この日だけで電気屋、水道屋、サッシ屋、解体屋さんに来ていただき、我々を含めると合計8名で現場を確認しました。
今回は住宅の一部分のみのリフォームですが、たくさんの方々が関わっているのだと実感し、身が引き締まる思いです。
改修に関わってくださる方々が帰られた後、室内を回っていると至る所にテープが貼られていました。
今回の改修は、耐震工法やコストなどの関係で、部分的な改修となっています。
そのため、具体的にどの部分をどこまで解体するのかわかるように、解体屋さんへの指示が書かれていました。
数日後には指示通りに室内が解体されるということで、仕上げが更新されることを想像しながら、テープを頼りに室内の様子を見てまわりました。
その後は改修後も利用する家具と家電を、工事を行わない部屋に移動させました。
打ち合わせの時、すべての家具が部屋に収まるか不安そうにされていましたが、無事に1つの部屋に納まり一安心です。
これで、居間などの改修する部屋がスッキリしました。
最初に打ち合わせに伺った時とは打って変わって物がない部屋を見ていると、少し寂しいような気持ちになりました。
それと同時に、いよいよ改修が始まるということを実感しました。

ちなみに、お庭へと続く道には可愛らしい小さな家庭菜園があり、大根などを育てられています。
工事が進んでいくことも楽しみですが、野菜の成長を近くで見られることも楽しみです。
WASH建築設計室 スタッフ 長辻