大阪府羽曳野市で行われるコンペの現地調査に行ってきました。
江戸時代に建てられた築100年以上の母屋・離れ・蔵を補修、改修して地域の交流の場となるような提案が求められています。
世界遺産である2つの古墳の間に位置し、日本遺産の竹内街道に接している、という立地も大変魅力的です。
老朽化した建物が取り壊された敷地西側には広場ができており、ランドスケープも一緒に提案できるということで、やってみたいと思える楽しそうなコンペです。
建物は劣化している箇所がありますが、佇まいは美しく、魅力的な空間が期待できます。
酒業を営まれていたので酒蔵が残っていたり、井戸があったりと、現地調査は今までの人の営みを感じることができるのも楽しいです。
大きな規模のコンペなのでどうなるかは分かりませんが、もし参加できたならば、地域住民の方の生活に寄り添えるような温かさのある提案を目指したいです。
WASH建築設計室 スタッフ 浦上