京都府南丹市のいえ。
外構工事を始めるにあたって、まずは現状の確認と方針の決定のため、造園屋さんに現場に来てもらいました。
今回お願いしようと思っているのは福知山市の増茂庭園設計舎の増茂さんです。
先日、植嶋医院の造園でもお世話になった外構屋さんです。
住まい手さんにお庭との付き合い方を、実演を交えながら説明してくださいました。
特に「風の草刈り」のお話は住まい手の感性にもあったようで、興味深く聞いてもらえました。
風の通り道の作り方を、わずかな時間の実演で体感させられて説得力は抜群です。
とりあえず、今のままでは伸びた草木もありますが、薪のために取っている丸太などが煩雑になってしまっていますので、それらを整理することから始めることになりました。整理してみて、出てきたものを生かして最終の落とし所を探ります。
とりあえず近日中に、増茂さんとWASH建築設計室と住まい手さんとで集中してお庭の整理をすることになりました。
どのような方針になるか、楽しみです。
また、住まいはお引越しから一年以上経ちましたのでそろそろ色々な分析も進めていきます。
まずは夏季の温湿度の状況を測るためデータロガーを設置してきました。
どのような温度域で生活しているか、またその時のエネルギーはどのくらいかを把握します。
住まいは引き渡した後からが本格的なお付き合いが始まります。
どんどんと良い住まいになるのが楽しみです。
WASH建築設計室 日野弘一