大阪府吹田市の古江台で耐震診断に行ってきました。
築54年の建物です。千里ニュータウンの初期の建物であり、建築確認申請の記録もあります。
また、その後増築もされていますがそれの確認申請もある珍しい物件でした。
床下調査の様子です。
建物は布基礎で、鉄筋はない様子でした。
点検口が狭く、最新部までは潜れませんでしたが大きな劣化もない様子です。
小屋裏の様子です。
二階は小さく、下屋が大きな建物でした。進入しての調査はできませんでしたが各々点検口から調査していきます。
増築部については壁にも断熱材がありました。ただ経年による劣化が見受けられます。
耐震診断を終え、これから上部構造評点の計算と、報告書の作成を進めていくことになります。
住まい手に、住まいの状況が的確にわかるよう丁寧にまとめたいと思います。
WASH建築設計室 日野弘一