大阪市の大宮の長屋の改修工事。
七軒長屋のうち二軒をフルリノベーションして、建物全体の耐震性を改善するプロジェクトです。
大宮の長屋の工事も進んでいます。
二階の床の合板も張られました。一階から見上げると根太が綺麗に並んでいる様子を確認できました。
また、既存の梁には傾きも見られるため、右の写真のように既存の梁に受け材を取り付けその上に根太を留めることで床が水平になるようにしています。また、既存の梁と新しく入れた梁を緊結するためにボルトも使われています。
外壁の仕舞いも進んでいます。構造用合板の上には石膏ボードが貼られます。石膏ボードは防火性能上とても大切になってくる材料です。一枚一枚丁寧に貼り付けてもらっています。中も外も次第に仕上げが進んできました。
そしてこの日はサッシの搬入が行われました。パキッとした黒の枠が木の家によく合いそうです。
ガラスはLow-e複層ガラスというものを採用しています。断熱性に優れたものです。
このように断熱性もしっかり考えて設計計画を行なっています。
耐震改修で安心できる家だけではなく、断熱改修で居心地のいい家になることも目指します。
アルバイトスタッフ 松本