大阪市の大宮の長屋。
建物の全景をお伝えするために、建物の外観模型を作成しました。
7軒長屋の内、今回工事をするのは空き家になっている2軒です。
今回工事をする2軒も外観をしっかり提案すれば良いといえば良いのですが、長屋である以上全体のファサードも重要です。
そのため、模型では2軒分の外観の提案に加えて、将来的に長屋全体としてどのような形がいいかの提案もしております。
今回これが実用されることはありませんが、近い将来の展望をこちらの考えとしてお伝えしておくことは非常に重要なことだと思っております。
一部、建物内間の模型もつくっています。
簡単なものですが、建物の上下階の関係性などがわかり、つくってとてもよかったと思いました。
図面でみていると立体的な空間の提案が見えてきませんが、模型ならよくわかります。
CGもいいですが、模型ならではのリアリティが私は大好きです。
こうして、この模型をベースにして計画することで進むことになりました。
これからも非常に楽しみです。
日野弘一