太子橋のいえ【48】天井の葦

大阪市旭区太子橋のいえ。

築90年を超える古民家を性能向上リフォームし、次の100年を見据えた再生を目指します。

耐震性能、断熱性能も改善し、増改築版の長期優良住宅をとれるレベルまで改修する計画です。

 

天井に葦ベニアが取り付けられました。

写真は勝⼿⼝の様子で、滋賀県の琵琶湖周辺の葦 (ヨシ)を材料として使⽤しています。

ヨシ群落は近年荒廃しており、ヨシを活⽤することで維持管理が進み育てられます。

そのため近年活⽤が促進されている環境材料でもあります。

 

縁側の⽊製建具と格⼦網⼾⽤の鴨居が取り付けられ、特製のアングルで補強しています。

これから取付ける敷居は相当の荷重に耐える強度が必要なため、しっかりと補強します。

 

パッシブ冷暖のダクト設置⼯事が進んでいます。お引き渡し前にメーカーによる⾵量検査を⾏います。

⽴ち上がり部分にも点検⼝を設けます。

 

サンプルを⾒ながら⾊決めをしていただき、外部の露出ケーブルの⾒本を確認しました。

⾨に近いところ(通り道)は埋める、または東を迂回するようにするなど、⾜に引っかからないように検討します。

 

問合先

WASH建築設計室

〒565-0821

大阪府吹田市山田東4-41

代表TEL:06-4980-4224

業務範囲

大阪、兵庫、滋賀、奈良、京都、和歌山の関西圏を中心にしています。

全国対応可能ですのでご相談ください。