京都府南丹市のいえ。
断熱材の充填工事が進んでいます。
今回の計画は長期優良住宅の増改築版の認定を受けています。
長期優良住宅仕様の断熱性能になるように設計しています。
設計図書通りの断熱材が、その通りの厚みで工事されているかをチェックします。
仕上げをすると見えなくなりますので、要チェックです。
京都府南丹市は省エネルギー基準地域区分は5地域です。
外皮平均熱貫流率を0.87W/㎡K以下にすることが基準ですが、南丹市のいえは0.45W/㎡Kです。
つまり、おおむね倍の断熱性能があります。
長期優良住宅の基準値はあくまで基準値で、断熱性能は高い方が健康にも良いという研究があります。
また、省エネルギー基準地域区分は一般的な5地域ですが、冬は雪が積もりますし大阪に比べたら寒いです。
そういったことも考慮して断切性能を決めています。
住まいどのような生活温度になるのか、楽しみです。
WASH建築設計室 日野弘一