大阪工業技術専門学校、OCTの大工技能学科の実習で造られる半坪ハウスを兵庫県三田市に移設しました。
半坪ハウス二棟を連結して、外部物置として活用する計画です。
この日は合わせて京都府南丹市の現場にも、門として活用する予定の一棟を移設してきました。
大阪市の天満橋にある大阪工業技術専門学校。大工技能学科の実習が行われるこの建物に半坪ハウスがおいてあります。
これは一年生の集大成に当たる、半坪の建物の軸組を作る実習の作品です。小さいですが、土台から柱、横架材、垂木、火打ちや間柱・根太など一通りの部材を作ります。すでに評価が終わり、解体されて収納されています。
今回はこのうちの三棟を持っていきます。
軽トラックに積み込みの作業からです。
三棟分あるとなかなかの量になります。
材料が棟ごとに混ざらないようにしないといけません。
また、整然と積まなくては材料が乗り切りませんし、危ないです。
几帳面な先生がしっかりと積んでくださいました。
まずは三田市の現場からです。
ここで二棟分を下ろします。
駐車場から設置予定のお庭まで、少し距離があるのでみんなで分担して運びます。
雨が降りそうで降らなくて、ギリギリ運び切ることができました。
雨養生をして完了です。
このまま設置までの少しの間おいておくことになります。
棟木が少し長いのでシートを押し出していますがなんとかなるでしょう。
続いて南丹市の現場です。
こちらは残りの一棟を置いております。
ここは比較的すぐに組み立て予定だったので、少し簡易に養生になっています。
というかブルーシートが足りなくなってしまいました。。。この材料は塗装もするので多少の雨シミは大丈夫でしょう!
なにはともあれ無事に運搬をすることができました。よかったです。
この日は事務所のある吹田から、なかなかの旅行になりました。
先生、また手伝ってくれたインターンシップの学生さん、ありがとうございました。
次はこれらの組み立てを行っていきます。
半坪ハウスは実習の作品になりますので、何もしなければ年度ごとに破棄してしまいます。
今回のように行き先が決まれば、捨てずに活用ができるので積極的に探しています。
毎年5~6棟程度できますので、ご興味があればぜひお問合せください!
日野弘一