京都府南丹市のいえ。
基礎工事が終わったタイミングでもう一度現場のお片付けを行いました。
今回は住まい手も参加してくれてとても助かりました。ありがとうございます。
この日はちょうど、奈良県吉野のWOOD BASEから材料が一部届きました。
単層の杉パネル、改修棟の構造材、増築棟の破風板や鼻隠しなど、上棟の時に使う材料などです。
現場のどこに下ろすといいかなどがありますので、一緒に荷下ろしをさせていただきました。
雨養生をしてセット完了です。
そして今日の本題の現場のお片付けです。
メインは、現場に置かれている古材の撤去です。
あまりに量が多いので、できるものから薪にしていく作業になります。
この日は丸鋸しかありませんので、まずは丸鋸で切断ができる材を探すところからはじました。
具体的には柱などの角材や、幅が120mm以下の梁などです。
それを出してくるだけで一苦労。わやくちゃです。
そしてそれを丸鋸で切っていきます。
中には釘が入っているものもあります。
丸鋸の刃は2~3枚消費しました。母屋などの150Φくらいの丸太が一番難しくて、回しながら切って最後は力づくでへし折る感じです。
こうして切断した材料は薪として並べていきます。
先の写真は今回新しくできた列です。奥に二列でこの量です。
次の写真は、前にお片付けをした時にも薪を置いていた場所ですが、奥行きの列が増えています。
結構な量の木材を切りましたよ。
先の写真が作業前で、次の写真が作業後です。
あまり減っていないように見えるかもしれませんが、よく見たら結構減っています。
充実感はなかなかです。
作業場は丸鋸のおが屑で色が変わっています。
この日の作業の量を物語っています。また私は腕が上がらなくなりました。
この日はWASH建築設計室の支給材の搬入もしていたのでレンタカーの軽トラで現場に来ていました。
現場を掃除して出てきた落ち葉や枝葉を袋に詰めていましたので、それを回収して帰りました。
帰って産業廃棄物として処分します。
こうして現場のお片付けを終えました。
しかしまだまだ丸太は残っていますので終わりではありません。
これから行う建て方や工事に支障がない程度に減らせた程度です。
未来に託された残りの作業に不安を覚えつつ、いよいよ始まる上棟への期待へ胸が膨らみます。
次は上棟に向けた材料の搬入の記録になります。
WASH建築設計室 日野弘一