神戸市の北の方で古民家の調査の相談がありました。
中国道で吹田市千里の事務所から約30分。意外と近いです。
茅葺の上に板金を葺いている古民家に集まり、依頼者の方と調査の打ち合わせと現地の確認を行いました。
今までの調査事例を見ながら、どの程度までの調査をするか打ち合わせます。
改修後の用途に合わせて、どの調査項目が必要かを聞き出します。
今回は、住宅ではないこともあり、劣化の状況を確認する現況調査と耐震診断を重点的にすることになりました。
また、建物を調査するにあたり、現地を見て色々な確認をしていきます。
床下や小屋裏の点検口を探し、また建物の規模を見ながら何人ぐらいで調査をするかを決めていきます。
駐車場やトイレ、電気や水道の有無などのインフラの確認も重要です。
大阪市内や神戸市内からも比較的近い立地ですが、自然あふれる気持ちのいい環境でした。
どのような建物になるか楽しみにしながら、まずは調査の見積もりを作るところを始めます。
この秋は調査が立て続きそうで、楽しみであります。
WASH建築設計室 日野弘一