大阪府吹田市千里山で工事をしている千里山のいえですが、屋根の防水工事が完了しました。
雨が多い季節ですのでこれで一安心です。
梅雨も明けましたので、ここから一気に作業を進めてもらいたいところです。
屋根の防水の様子です。
改質アスファルトルーフィングを使っています。
改質というのは従来のものでは対応できなかった温度変化に対応できるようにゴムや合成樹脂などを混入させ、耐久性を高めたものです。建材のネーミングはわかりやすいものが多いです。一部、葺き替え前の屋根から水が回った形跡もありましたがこれで一安心です。
小庇に乗っていた河原も撤去され、ガルバリウム鋼板の縦はぜ葺になります。
こう言ったところも部分的に腐れが生じているので補修していきます。
ここは屋根ではないですが、ベランダの手すり壁が腐っている様子です。
上に乗っていた笠木を外した状態ですが、笠木の天端の手すりキャップの隙間から水が侵入していたため中身が腐っています。
元々、腐っているであろうということで補修費用は見ていたのですが、その上の笠木の金物も錆びて使えなくなっていたので笠木も交換する方針で調整中です。追加の工事になってしまいますので、他の工事で省略できるところを探すなどしてコストコントロールをしています。
この日は快晴で、屋根の上からは大阪の街が一望できました。
生駒山、梅田、スカイビル、WTCまでくっきり見えています。
暑い中の作業が続きますので、事故の内容職人さんにも頑張って欲しいものです。
WASH建築設計室 日野弘一