アラウンドカフェのキッチンカウンターにはアメリカンチェリーの幅はぎ板が使われています。
2枚はぎの綺麗な板です。最近、木に油気が減ってきて汚れが目立ち始めましたので米油で再塗装をすることにしました。
近くで見るとこんな状態です。
小さな汚れが浮かんでいたり、油汚れが輪っかになっているのがわかります。
あとは全体的にカサカサしているせいか擦り傷のようなものも目立ちます。
シンク側はアルコールの霧吹きの口がちょうど当たることもあり、白っぽくなっている箇所があります。
きれいになるのでしょうか。。。
今回塗るのはこれです。アラウンドカフェで使っているこめ油です。
普段はえごま油を塗ることが多いですが、今日は事務所にないのでこれで行きます。
えごま油がない時はオリーブオイルなども塗ります。
住まい手の家では塗りませんが、自分の物件は実験でなんでも塗ってみます。
なんせ食用オイルである程度きれいに保てたらいいなというくらいのノリです。
まずはきれいに拭き取るところからです。
よく絞った布で乾拭きをしていきます。
米油はざっくりと塗りました。
結局小さじ二杯程度でしょうか。ウエスで引き伸ばしていきます。
一枚だけですのであっという間に塗り終わりました。
輝きを取り戻しました。きれいです。
表面の汚れはまあまあきれいに落ちてわからなくなりましたが、シンク側の白くなっている箇所はまだわかります。
まあこんなもんでしょう。
数時間したらある程度乾いてテカリはなくなりました。
これからも少しずつお手入れして、長くきれいに使えたらいいなと思います。
今回使った米油は意外と乾きが良くていいかもしれないですね。
(油によっては全然乾かないということも昔あったので自己責任でお願いします)
WASH建築設計室 日野弘一