国産のクルミの無垢フローリングの端材が余っていたのでそれ使って額縁をDIYで作りました。
端材なのであまり大きなものが作れないというのと、せっかくフローリングなので何かいいものができないかと考えたときに額縁が出てきました。
額縁の縁の部分は新しく木に溝をつけたのではなく、実(さね)の部分を利用しています。
私の持っている道具ではうまく溝を作れないのですが元からある実を使うことなら丸鋸だけで可能です。
それを45度の角度で好きな寸法に切断しています。
今回は大きさは幅をA4サイズに合わせています。
金物はホームセンターやネットで買って、ビスでとめるだけです。裏面なので今回はあまり拘りませんでした。
木材の下ごしらえさえ終わればすぐにできてしまいます。
これを機にWASH建築設計室の仕事の事例の整理もして展示ができるようにしたいと思います。
少し前のものから最新の事例まで、改めて写真と文章を整理しました。
額縁を作るよりもこっちの方が時間がかかります。でもいい感じでできてきました。
印刷をした紙をスチレンボードに貼っています。
額縁にはアクリルの板をまずははめ込み、続けてスチレンボードを2枚入れています。
フローリングの実を使っているので、溝の厚みは10mm近くになります。
なので中に入れるものもある程度の厚みがないと金物で抑えられないのです。
今回、スチレンボード2枚にしたのは、今後事例が増えたときにスチレンボードの裏表を使えば一つの額縁の中に4つ事例をしまえます。
見せられるのはそのうち一つですが、気分や必要に応じて入れ替えていこうと思ったからです。
こうして無事に額縁が完成しました。
額縁は材料が少しでできるので、今回は7セットくらい製作できました。並べるとこんな感じです。
無垢のフローリングの風合いもよく、今回はクルミでしたが色々な材種でも作ってみたいなと思いました。
事務所は放っておくとすぐに雑然と散らかっていきますので、この調子で小綺麗にしていきたいところです。
日野弘一