あまり関係ないですが、この日は午前中に三田で打合せがありました。それが終わってから、一旦吹田市の事務所に戻って急いで柏原市の現場に向かいます。なかなかのハードスケジュールです。
柏原市の現場の様子です。柱の頭と足元、いわゆる柱脚柱頭に補強金物が取りついています。
耐力壁で壁を補強しても、壁を支える柱が抜けてしまっては元も子もありません。
ですので耐力壁の強さを元に引き抜き力を計算し、それに見合った金物を付けていく必要があるのです。
現場はほぼスケルトンの状態で、ほとんど全ての金物を確認することができます。このタイミングに合わせて検査を行います。
柏原市役所の担当の方はとても丁寧に、見える全ての金物をチェックしてくださいました。こちらとしても、漏れがないか確認してもらえて安心感につながります。
これで金物の検査が終わりましたので、耐力壁の施工を進めていくことができます。
どんどん進む現場を見れて、とても楽しみです。
WASH建築設計室 日野弘一