TARUMISO
関西大学の学生街の路地の奥に、ひっそりと建つ集合住宅です。
都市の中の森をイメージして計画をしました。
集合住宅では使われにくい無垢の木材をあえてふんだんに使うことで
学生の多感な時期にこそ本物の素材の匂いや質感を感じる生活をして欲しいと考えて材料の選定をしました。
周遊性のある間取り
周遊性にを持たせることにより空間が広がり、生活に彩りが生まれます。
ロフトを寝室として使うこともでき、狭い空間でも広さと開放感を感じられる、
こだわりのある設計となっています。
リズムのある天井高
高い天井は開放的で活動的な空間に、低い天井は落ち着いた空間となります。
天井高の変化は空間にリズムを生み、デザイン的にも心情的にも洗練されたものとなります。
【概要】
所在地:大阪府吹田市
設計監理:WASH 建築設計室 日野弘一
構造:木造二階建
施工:株式会社 悠建設
竣工:2017年
【主な仕上】
床 杉無垢フローリング(ア)15 Jパネル(ア)36
内壁 クロス
杉パネル(ア)30
天井 既存竿縁天井、一部杉本実板(ア)10
外壁 サイディング
屋根 ガルバリウム鋼板縦ハゼ葺き
軒天 ケイカル板の上塗装仕上げ