令和元年、東京に続いて大阪でも住宅医スクールが始まりました。
住宅医スクールも今年は10周年のメモリアルイヤーです。今年度から大阪スクールの校長を務めていただく愛媛県の住宅医の村上洋子さんより熱い開会の宣言が行われました。
第一講義 木造建築病理学の必要性 Ms建築設計事務所 三澤文子氏
日本の住宅業界の問題から、それを踏まえた住宅医協会の立ち上げの歴史のお話から、調査や設計の実務のお話まで幅広く講義していただきました。実務にも歴史があるためお話がとても具体的でした。
第二講義 建物調査と報告書の作成 滝口建築スタジオ 滝口泰弘氏
たくさんの写真を使って調査の流れをご説明いただきました。一緒に調査をしているような気分になり、臨場感があって楽しく聴講することが来ました。調査道具も持ってきて頂き、実際に触れて良かったです。
第三講義 木造建築病理学の実践 トヨダヤスシ建築設計事務所 豊田保之氏
住宅医の基本的な手法からもう一歩踏み込んだオリジナルの報告書など、実践的な内容の講義となりました。住宅医になった後の次のステージとして、とても参考になる内容ばかりでした。
この日は住宅医スクールの講義の中でも概論に位置付けられる講義が続きました。
講義の中から、また開会の宣言から住宅医の意義・目的を改めて確認できる回となりました。これから年明けの最終講義まで、自分の知識のアップデートを頑張ります。
日野弘一