先日、事務所に念願のペレットストーブがやってきました。
滋賀県栗東市にある工務店のベストハウスネクストに依頼をして設置していただきました。
ベストハウスネクストは全国でも珍しく?ペレットストーブ のレンタルを行っています。使ってみてどんなものか判断するために、お借りしました。
(煙突費用とその工賃は実費です)
ペレットとは、おが粉やかんな屑などの木材片を圧縮成型してできた固形燃料のことです。
ペレットストーブは、その名の通り、ペレットを燃料として熱を発生させる装置のことで、
地球温暖化が嘆かれる現代において、自然燃料を用いる装置として注目を浴びています。
事務所の近くの高槻市などではペレットストーブ の設置に対して補助金もあるようです。
ストーブの煙突を設けるため、もともと嵌め込まれていた窓を撤去して、
枠のサイズにカットしたパネルを嵌め込み、事務所のファサードの格子を
煙突の直径に合わせてカットして、煙突の通るパネルの箇所を煙突の形に合わせて
円形にくり抜き、枠にパネル嵌め込んでいただきました。
ストーブの上部にペレットを投入する箇所があるので、購入していたペレットを充填し、
電源をつけて着火剤をストーブの炉内に入れると、右写真の火の上にある長方形の穴から、
一定時間ごとにペレットが火の中に投下されます。
炉内でペレットの燃焼が始まると、初めの数分のうちは煙が出るのですが、火の状態が落ち着くと、煙の量も少なくなります。
左の写真で見える煙は、点火し始めの煙の量が多い時のもので、煙が落ち着いたときには右の写真のように目視では見ることができないほど、煙の量は少なかったです。
事務所は飲食店の並びに位置しており、煙があまり出ないペレットストーブには助けられます。
こうして無事にペレットストーブ を使った生活が始まりました。
今年の冬、これで試してみて良さそうなら正式にペレットストーブ を選定して購入することになります。
今は事務所、カフェもこれ一台でエアコンなしですごく暖かく過ごせています。
カフェのお客さんも暖かくて喜んでくれます(暑いくらい?)
ペレットストーブ がどんな感じのものなのか、見学に来たい方はぜひカフェにもお越しください。
WASH建築設計室 日野弘一