大阪府高槻市で耐震診断の相談があり、打ち合わせと兼ねて下見に行ってきました。事務所のある吹田市からは車で約30分。昨年の台風の被害で屋根・外壁の工事中でしたが調査のための図面の作成などを行いました。
住まい手さんに耐震診断の概要や種類をご説明し、精密診断法を採用してくれることになりました。建物は築30年くらいということで、補助金が使えるか微妙な時期になります。帰って調べて見る必要があります。
また建物の平面図が残っていないということなので、耐震診断の調査のための図面を作成する必要がありました。スタッフの山田くんと二手に分かれて、できるだけ短時間で間取りだけわかる図面を作成しました。だいたい30分くらいで一・二階の間取りができました。
そして精密診断のために、建物の小屋裏や床下への進入口があるかをチェックします。
小屋裏への入り口は、二階の和室の天袋の上にありました。
調査の当日までにお荷物を出しておいてもらうようお願いする必要があります。
現在は一階に和室はなく、台所の床下収納を外して調査することになります。
ざっと見た感じですが、特に大きな不具合もなさそうで調査しやすそうな床下です。
今日できた野帳は事務所に帰って整理し、調査図面を作成します。
また補助金のことなどを調べて、改めて住まい手さんに連絡することになります。
精度のいい調査ができるよう、しっかりと準備を進めたいと思います。
WASH建築設計室 日野弘一