以前在籍していた事務所からお世話になっておりますI様邸へ、
玄関扉と杉板床のメンテナンスに行ってきました。
I様が事前に兵庫県三木市のオスモ社へ出向かれた際のサンプルをお持ちになっていました。
オスモカラーの候補5種類の中から、真ん中の黄色みがかったオークの塗料をご用意いただいておりました。
色によって素材の木目がはっきり浮かび上がるカラーもあり、仕上がりも全く違う雰囲気なため、カラー選びには慎重になります。
ドアの取っ手部分と下部にカビがあったそうなのですが、I様が前日にヤスリで擦ってくださったそうで、私たちがメンテナンスに訪れた際には、既に綺麗な扉になっていました。
もしカビが奥まで浸透していれば、塩素系漂白剤を使用する予定でしたが、
目に見えていたカビは表面だけだったようです。
このまま無垢の玄関扉のままでも、十分素敵です。
オークに塗装するか、このまま使用するか、もくは赤い扉も素敵で・・・と、
お庭の素敵な植栽を背景に、I様は楽しそうなご様子で悩まれていらっしゃいました。
無垢のままで、時々ヤスリで擦るだけならば、メンテナンスも簡単ですね。
もし塗装をされるのであれば、是非お手伝いに伺いたいと思います。
リビングダイニングの杉板床です。
左の画像は、飼い猫ちゃんが、床で滑った際に傷がついたり、爪を研いでしまった跡です。
猫ちゃんは、どうしても床や壁を傷つけてしまいますよね。
右側は、灯油をこぼした跡です。黒くなってしまいました。
床はヤスリにかけて塗料を塗り直すと、特に猫の爪跡などはキレイになります。
現在は油性の塗料を塗っているので、やり直す際も同じく油性で仕上げていきます。
本日は、ご相談いただきましてありがとうございました。
また、次回のメンテナンスの際に宜しくお願い致します。
WASH建築設計室 日野弘一