香川県で計画中の保育園の模型を作成しました。大型商業施設のテナントの中に造られる保育園。広くはない空間の中で、園児たちが楽しめる空間を考えます。
こちらが出来上がった模型。
打ち合わせは実際に現場となるテナントで行います。
ですので造る模型は内観のみとしました。内観をできるだけ模型だけでお伝えしたいので、1:30と大きめの縮尺で表現しています。
高い天井高さを生かして、室内に遊具を置く計画です。
子供が大好きなゾウさんを設計に取り入れたいということでゾウの遊具が真ん中に鎮座しています。子供が走り回る導線を考えたり、園児の視線、保育士の視線、商業施設利用者の視線をそれぞれ分析し、提案しています。
模型のおかげもあってクライアントと概ねこの方針で進めようということになりました。頑張って造った甲斐があります。
近年はCGパースなど、空間を説明するためのツールはたくさんありますが、模型が伝えられる情報もまだまだ劣っているとは思いません。
少しでもクライアントに設計の考えが伝えられるよう、模型やパースなどを駆使していければと思います。
WASH建築設計室 日野弘一
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