大阪府箕面市の住宅改修工事が進んでいます。
今回は既存の建物を構造体のみのスケルトン状態まで解体し、新築に近い工事を行う大規模リフォームです。構造体の補強・金物の補強が進んでいるので確認をしました。
基礎はベタ基礎が施行されたあと、土台が据えられています。
土台はヒノキの無垢材で120角です。
基礎断熱の断熱材の配置や種類なども確認ができました。
そして今回の目的の金物もしっかり確認していきます。
屋根は今回桁から上を架け替えで、一体の大屋根になりました。
改修前は小さな屋根が並ぶ形状をしており、雨水の入りやすい形状をしていたのですがそれが解決されます。また構造的にも水平構面が固まり安定します。
柱の足元、上部の引き抜き金物(柱脚柱頭金物)も取り付けができているか確認します。
数が多いので大変ですが、大切な作業になります。
WASH建築設計室 日野弘一