大阪府東大阪で建築した東大阪の家のお庭に塀をDIYで造ります。
建物の設計を担当した設計事務所としても、参加しない訳には行きません。
吹田市の千里事務所から車で30分。現場に駆けつけました。
前回下地まで造り終えましたので、今回は板の塗装・張り付けです。
上の写真は前回の最終の状態です。
まずは板材の塗装です。前回、少し塗り始めましたが圧倒的な板量に体力が持たないのではと半ば絶望していました。
とりあえず塗装のしやすさを整えるところから作業を始めました。
下地材の余りを馬にして、腰を曲げずに塗装をすることに成功しました。
また乾かす場所、塗料の置き場にも気を使い、炎天下での体力温存に努めます。
工夫はそれだけではなく、塗装の装備も変えています。
前回はコテバケで塗っていましたが、今回はローラーです。
板材の仕上げが綺麗な時はコテバケで伸ばすように塗ると綺麗になるのですが、今回は荒木なので滑りが悪くコテバケだとうまく塗料が伸びませんし腕がパンパンになります。
ローラーですと、塗料を乗せるようになるので簡単に塗装ができました。ただ消費する塗料の量はコテバケより多いと感じました。
塗装が終わった材料は、下地の位置に合わせて下穴を開けていきます。
下地の高さが場所ごとに少し変わるので、少し頭を使います。
暑い中での作業の時は、できるだけ頭は使いたくないですね。
何回かミスは生じましたが、リカバーしながらなんとかこなします。
インパクトで上から順にビスで留めていきます。
作業の途中何度も充電がなくなるくらいひたすらにビスを打ちます。
塀の隙間は均一になるようにスペーサーを木端で造っておきます。
こうして一枚一枚貼って行っても、最終的には結構ズレが生じてしまっていました。なんとか修正しましたが、途中途中で垂直が保たれているか確認しておくべきだと感じました。
ビスビスビス。
早く打ってくれと行列ができます。絶望的です。
この日は一番大きな面の板を張り終えました。
折り返しになっている部分は次回に持ち越しです。
でも大きな面ができたので、やり遂げた感はすごいです。
もうあと一息、頑張っていきます。
(ちなみに翌日は台風の予報。果たしてこの状況から再スタートができるでしょうか。。。)
WASH建築設計室 日野弘一