福崎町のいえ 解体が進んでいます

兵庫県福崎町のゲストルームの改装工事が始まっています。二つの子供部屋を一つにするため、間の間仕切り壁の撤去を行いました。

 

間仕切壁があった部分です。

建築当初より、この壁は撤去できることを前提にしていたそうで、耐力壁になっていません。壁が耐力壁の場合、構造の検討が必要になるので注意が必要です。

 

床の複合フローリングを剥がしていっています。床についてはこの上から直接新しいフローリングを張る予定でしたが不陸が大きい事もあり一度捨て合板を張ってから仕上げることになっています。

 

天井は綺麗に残りましたが間仕切壁のあった部分は色が変わってしまうのと、そもそも仕上げの板の継ぎ目になっているので補修が必要です。

丸太の柱や桁の欠き込みが見えていますがこれらはとりあえずそのまま見せてみようと思います。

 

この部屋は玄関を通って階段・廊下を通らないと入れない場所なのですが、解体した材料の撤去や材料の搬入をそこを通ると大変なので、その通路をブルーシートで塞いでしまっています。

代わりにベランダに外部足場と仮説階段を用意してそこから出入りしています。住まい手が住みながらの工事になるので、そういったところへの配慮が大切なのだなと感じました。

 

 

WASH建築設計室 日野弘一

 

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