フローリングには無垢の木材を使います。汚れやすい、傷つきやすいというイメージもありますが、丁寧に使えば長持ちします。無垢の厚みからにじむ暖かさを足から感じることができ、心地いい足触りが魅力的です。
栗
写真は栗のフローリングです。岐阜県から取り寄せています。厚みは15mmです。
広葉樹なので硬く安心感があるのと、しっかりした木目が特徴的です。
写真は杉のフローリングです。厚みは15mmです。滋賀県の材料です。
杉は柔らかく傷つきやすい反面、足触りが暖かい材料です。
コストも他の材料に比べると安価なので、傷がついてもそれも味だと感じられる人にとっては魅力的な素材になります。
写真も杉になるのですが、Jパネルを床として使った事例です。
Jパネルは床の構面を固めるために構造材として使っていますが、それをそのまま床の仕上げとして使っています。
これは一階の天井としても同時に使っていますので、ものすごくシンプルな床構成になります。
材料の値段は抑えられますが、釘の処理や電気配線の手間増、一階への音の問題など、工夫が必要なやり方です。
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