大津市I邸の外壁板の塗装に行ってきました。大阪府吹田市千里の事務所から車で60分。
大津市の坂田工務店の加工場をお借りして作業をしてきました。
使用する塗料は大阪塗料工業のユーロカラーです。
自然塗料の一つで、比較的さらっとしていて塗りやすいのでよく使っています。
ハケはコテバケを使っています。素人でもムラになりにくく、平面は塗りやすいです。
外壁に張るのは滋賀県産の杉材です。隙間が目立たないように本実板に加工されたものを使います。
その”実”の部分をしっかりと塗っておかないと、板がすいてきたときに白地が見えてしまうので入念に塗装します。
塗装が終わった材料は壁に立てかけていきます。
4Mの材料なのですが、まあまあな数量でした。
最後の板が塗り終わった頃には、初めに塗ったものは乾きかけています。
今度はそれをもう一度塗って二度塗りをしていきます。
2回目に塗った板はツヤ感が増えます。
1回目の板と並べると一目瞭然です。
多少節があっても、目立ちにくくなります。
2回目に塗った板はコンパクトにまとめてみます。
坂田工務店さんの工場の邪魔になるべくならないようにです。
今回は一人での塗装でしたが、ざっと3時間くらいで塗り終えることができました。
このように、自分で木部の塗装を行うことが多いです。
コストを抑えるためという目的もありますが住まい手さんの都合が合えば一緒に塗ることもあります。
自分も作業に加わることで、建物への愛着がますと思っています。
帰りに現場によって大工さんと打ち合わせをしました。
現場は順調に工事が進んでいます。
外壁が張られるのが楽しみです。
WASH建築設計室 日野弘一