キッチンや洗面台などは無垢材パネルなどを使って大工さんに造ってもらうことができます。
家具屋さんに頼むと高くなることも理由ですが、大工さんの腕の見せ所を用意することで少しでも大工技術の継承に繋げたい、という思いもあります。
また手造りの造作家具は手入れさえすればメーカー既製品よりもずっと長持ちします。
造作キッチン
キッチンは一から大工さんに一から製作していただく方法(写真左)と、
システムキッチンの前板だけを大工さんに交換してもらう方法(写真右)を使います。
一から製作する場合、無垢材の幅はぎパネルと引き出し金物、もしくは引き出しキャビネットを組み合わせて完全に自由にお好みに合わせてキッチンを造ることができます。
天板は人工大理石かステンレスか選択しますが、どちらにしても私たちが製作所に注文してオリジナルのものを造ります。
システムキッチンの前板を交換する場合、自由度はやや下がりますが、比較的安価に無垢材のキッチンにすることができます。またショールームでキッチンの実物を確認することができます。
造作の洗面台
洗面台もキッチンと同じように大工さんに造ってもらう方法(写真左)と、
既製品の前板を変える方法(写真右)です。
洗面は正面の吊収納もオリジナルで造ることができます。
この収納は引き違いの建具にすることでとても使いやすくなります。
造作家具
既製品ではちょうどいいものがなかなかないものは大工さんの造作家具が活躍します。
基本的にはどんなものでも造ることができます。
大きなデスクは勉強スペースに人気があります。文字を描くので硬い広葉樹を使ったり、デスクの前の壁にはマグネットが張り付くように金属の仕上げにし、PCに対応できるようにコンセントを用意しています。
リビングのデイベッドはソファとしても使えます。クッションの下には引き出し収納を設けてタオルケットを入れておいたり、生活に合わせて使うことができます。
造作家具は住まい手の希望の生活を実現するのに必要不可欠な要素です。
また地震の時に転倒の恐れがないなど、住まいの安心にもつながります。
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