戦後の木材の需要の急増に対応するため、当時の政府は拡大造林政策を行いました。
杉・桧などの成長が比較的早く、建築用材になる経済的に価値の高い針葉樹の人工林を増やしていきました。
現在の人工林のうち、約4割がこの時期に造林されたと言われています。
現在、その時に造林した木材が60年を超え、使いどきを迎えています。
国土の大半を森林が占める、森林大国になっているのです。
しかし、海外からの輸入材に押され、せっかく育った日本の木が使われなくなってしまっているのです。
つまり「なぜ木の住まいにこだわるのか」と聞かれれば答えは簡単です。
日本は世界でも有数の森林国であり、使いどきを迎えた木材がたくさんあるからです。
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